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ГолосКраїни8感想【第7週目】

やっとブラインドオーデ最終週の感想を更新します。
とても遅くなりましたが…!!!

3人のチームを最後に埋めていく挑戦者たちを見守っていきましょう。


★★1人目★★

すでに先週で自チームを埋めてしまったちなたんが
「私はもう見てもいいんだもんね~♪」
と、堂々と椅子から身を乗り出してステージを振り返る。
かわいいwwwww

ちなたんが「一抜け」するのは2016年秋のキッズ3期以来か。
今回は衣装がドエロなせいか、
上半身だけでステージの方を振り返るポーズの、身体の曲線があまりにもセクシー。

さすがです女帝。

さてお歌~~~。

民謡を歌う挑戦者はもう散々すごい人をいっぱい見てきたから、
ちょっとやそっとじゃ驚かなくなっているので、
どんなもんかなとなんとなく試すような気持ちで聴きはじめてしまう。
あんまり楽しめなくなるのでよくない傾向だなとは自分でも思っているけれど……。

最初は、まあ普通にしっかりうまいな~良い歌だな~
でも飛び抜けてすごいものはないし~~
とか思っていて、
誰かターンするかどうかも微妙に思っていたんだけど、

冷静に何度か聴きなおしていると、
えっこの子すごくない???????????
となって、今に至る。

微笑みながら軽やかに、全然難しそうじゃなく歌ってるのに、
声にしっかり芯と、遠くまで真っ直ぐ飛んでいくようなパワーがあって、
それから時間の経過とともに勢いを増していくところも、
2:40~の鳥の鳴き声みたいな発声も、
すごい。

静かに始まって激しくなっていくロックアレンジ、という点も大好きだ。

ステージ直前にカーチャたん(司会)に尋ねられて、
「ポタプさんのチームに行きたい」と言っていたから、
そこも希望が叶ってよかった!


イヴァン・クパーラの夜(Ніч на Івана Купала)という、
6月に行う宗教的な儀式をモチーフにした歌だ。

イラリヤがカバーしたVerもあるよ!


イヴァン・クパーラとはなんぞや???という話を書いておこうと思う。

「クパーラ(Купала)」とは、スラヴ神話に登場する、水に関係する神様。
スラヴ神話ということはつまり、6月にクパーラを崇拝する儀式を行う慣習の歴史は
キリスト教の伝播以前まで遡る。
10世紀にキエフルーシがキリスト教化されてからは、
そのクパーラに「イヴァン」というスラヴ系のファーストネームを付けて呼ぶようになり、
今では「イヴァン・クパーラ(Іван Купала)の夜」という名前が一般化した。

ウクライナやロシアの「イヴァン」という名前は、「ヨハネ」に当たるものなので、
「聖(イヴァン・)クパーラ」「洗礼者(イヴァン・)クパーラ」と言うこともある。

キリスト教化したので、土着の神格に無理やりキリスト教の要素を与えて、
昔からのお祭りを続けられるようにこじつけたのかな…??
(思い出しながら書いて疑問が浮かんだら調べて…を繰り返して書いているので、
 正しさは保障していません。)

現代、土着文化への親しみが深い農村や野外博物館などで半ば見世物として行われる
イヴァン・クパーラのお祭りでは、
皆で夜に集まって、民族衣装を着て、水辺で焚火をしたり踊ったりするよ!

クパーラの夜とはなんぞやと気になる方は以下を参照。
聖クパーラ(Wikipediaウクライナ語ページ)
Kupala Night(Wikipedia英語ページ)
ヨーロッパの夏至祭(Wikipedia日本語ページ)
イワン・クパーラの夜(Russia Beyond日本語版)

クパーラの夜はウクライナのみならず、東スラヴ3国(もしかしたらポーランドも該当?)に共通した文化のため、幸い日本語や英語で読める情報は多い。
(参照リンクを貼ればここまでの文章は要らんかったことに今気付いたwww)

ところで、クパーラを信仰することは、水への崇拝に関係していて、
クパーラの夜のもう一つの興味深いキャラクターが、ルサルカ(Русалка)という水の精霊。
「若く亡くなった女性が化けて出たもの」ということになっている。
ウクライナ(のほとんどの地域)の文化では、ルサルカは美しい容姿をしているけれど、
ウクライナ(北部)やベラルーシでのルサルカは怖くて醜い容姿していて、
クパーラの夜に出てきて人間を水の中に引きずり込んで殺してしまう……
という話などもある。

そんなルサルカをモチーフにした、私の大好きなフォークロック。
(Мандри - Русалки)

10年以上前の歌なので、MVの画質がお察しだけど。。
私のおどろおどろしい系民謡/創作民謡趣味はここから来ている。



★★2人目★★

去年のウクVoiceでジャマラチームにいて、クオーターファイナルまで進んだ
今回の出場も、彼女から勧められたとのことで。

エリカ・ジェインス(Еріка Джейнс)って明らかにこっちの名前じゃないけど、
芸名なのかな。
お顔にはちょっとユダヤ人的な特徴があるけれども。お鼻の形とかさ。
いまどき顔つきに特徴がはっきり出る人も出ない人も、
一発で分かる名前の人もそうでもない人もいるしなあ。

お歌の方は、
あまりにも「弾き語りの王道」といった選曲と歌唱スタイル。
私はこういう系統にあんまり関心なくて、正直つまらないと思うことも多く、
あんまり好きにならないんだけど、

あれおかしいな???
なぜかこの子には惹かれてしまうぞ……と直感。

まあ、そんなこともあるから、食わず嫌いはいけないな。

基礎的な歌唱力がしっかりしてるのだろうし、
表現力があるというか、雰囲気の作り方がとっても好きでした。

途中で「ウオー」とか「イエーイ」とか合いの手?アドリブ?を挟むのって、
場合によっては違和感しかなかったりうすら寒かったりするので苦手なんだけど、

このエリカちゃんの歌からは、そういう嫌な感じをまったく受けなくて、
それも含めて好き~~~~~というか、
それによって完成度が高まっているというか、
そんな感想を持った。

ゆっくりテンポの、音域もそんなに難しくなさそうな歌なのに、
めっちゃうまいよ!すごいよ!!!
お声も綺麗だし!!!!

3人のコーチがターンして、緊張の糸が切れたのか泣いてしまう。
嬉しいというか安心したというか。
控え室にいたとき、どんどん減っていく残席を見て
プレッシャーが高まっていたんだろうなあ。

よかった~~~~~
おめでとう~~~~~~~~~~

届かないけどPC画面の前から力いっぱいの拍手を送りたい気分です。



★★3人目★★

サムネの人が出てくる前の、早送りは何なんだろうか…??????

コーチたちが今年の衣装で、ステージには背を向けていて、
でも少なくとも見覚えのない人たちの自己紹介動画やステージ動画が続くから、
尺の関係で、2人目と3人目の間にノーターン敗退に終わった挑戦者の部分を
早送りで流している……ということだろうと理解。

ノーターンの場合にコーチコメントをカットする仕様変更をしたと思ったら、
順番が後になると、歌えてもノーターンだとテレビに出ることすら出来ないのか。。
ちょっと信じられないというか、純粋に驚いた。

さて本題。

赤毛とブラックコーデのルックスが印象に残る挑戦者。
Пасла дівка лебеді(乙女は白鳥を牧草地に開放する)というウクライナ民謡を歌う。

個性的なオーラがあって、雰囲気がキマりすぎている。
魔女みたいでかっこいい!!!

これはかなり好きな感じ。

イングレットのЛетіла Зозуля同様、気味が悪くて怖い雰囲気にアレンジされた民謡で、
まぁこれは全体的に曲が好きというか、音が好きだった。
アコースティックギターをリラに見立てて弾いているように感じたけど、
そこにも味があると思う。
あと中盤以降チェロ(?)使ってたのも良かったと思う。

歌唱としては、もっと民謡らしい発声が出来た方がいい気がしたり。
抜きんでてめちゃくちゃうまい~~ってわけでもなく、全体的に強さが足りなく感じたり。
少々物足りないかもしれない。
でも、お声は綺麗だし、聴きやすいポップス要素が濃い目の民謡というのも、
それはそれで良い気がする。

なにより曲が好きというか、こういう路線が好きなので、
個人的には今後進んで行ってほしい一人。


ところでステージ前の自己紹介では「10年前にどうのこうの~~~」と言って、
MVらしき動画が流れたけど……

(流れたやつ)

コメントタイム(4:57~)でポタプさんが口ずさんでいるのもこの歌。

ちなたんも、
「好きなグループだったよ!どの歌もよく覚えてる~~!」と。

元プロか!!!過去が気になります!!!

いつものWikpedia先生(ウクライナ語・ロシア語)を頼ったところ、
Kamon!!という、姉妹2人組のユニットで歌っていたとのこと。

さらに身近なところで言えば、
ESC2016の国内予選に出場していたJapandaのセンターでもあり。

(Japanda - Anime) 

Japandaについてはコーチコメントでも触れられていなかったけど、
サムネの子とお顔が完全一致だから間違いないでしょう。

このジャパンダのアニメを聴いた後に見た、ESC2016のドイツ代表がこんなだったので、
欧州には「極東アジアサブカルチャーのファン」的な若者が一定数いるのかな???
ということを思ったりしたのだった。
懐かしい。

なんで「ジャパンダ」なんだろうとか思うけど、
パンダって20年ぐらい前に小学生女子やギャルに好まれるかわいい動物の筆頭として流行ったし、そのへんの繋がりなんだろうきっと。

Kamon!!の派手で賑やかでセクシーなユーロダンス、
Japandaの今っぽいエレクトロポップ、
今回歌った民謡、
どれもこれも個性が全然違う方向に飛んでて面白い。

順番が前後するけど、冒頭の自己紹介で話していた、
「今回Voiceに出たのは、自分を探しているから」の意味も理解できる気がする。

個人的にはどのジャンルも「みんなちがってみんないい」状態なので、
アリサちゃんには伸びて欲しいところ…!!!!



★★4人目★★

こないだのキッズ版で聴いた歌だ~~~~と思い出し。
悪くないと思ったんだけど、大人しすぎたのか。
ノーターン敗退。



★★5人目★★

うっわなにこれ暑苦しい!!!!!
身振り手振りや表情がいちいち派手でしつこい!!!!
あとナルシスト臭くて笑えるwwwwwwww

でもこの絡みつくような暑苦しさ、心から語りかけるような歌い方、嫌いじゃない。
むしろ好きだわ。

なんぞこれってなったけど聴いてて楽しかった。
中毒性があるというか。



★★6人目★★

この歌Voiceでよく聴く気がする。
ヴァイオリン演奏も含めたりして、悪くないと思ったんだけど、ノーターン。

ジャマラちゃんが
「わあ、ヴァイオリン!自分で弾いてるのね!!」と明るくコメントしたり、
一緒に歌って楽しそうにしたりしていた。
ターンには及ばないながらも、ステージに対して楽しく耳を傾けて、
悔しいかな顔も見れない挑戦者の頑張りに敬意を表したリアクションなんだと思う。
彼女のこういう姿勢が好きだなあと改めて。



★★7人目★★

冒頭の自己紹介動画にて、
「Голос Країниに出ることが夢だった。
 だってГолос Країниだけが本当の才能を産み育てているんだから」

「ほら、ちょうど今やっているESCの国内予選だってそう!」
と引き合いに出したのは、


それからESC予選には出ていないけど、

ハイタナ(Гайтана)のНе йди(行かないで)を超かわいい声で歌う。
細くて高い声がまず気になる。

すごい悩む感じなんだけど、悪くはないのかな…。
高音の部分をすごく難しそうに発声するのがどうしても気になるんだけど、
これはこれで味なのかもしれない。

7割ほどのところでジャマラちゃんが、最後の最後でせるげニキがターンして、
せるげニキのチームへ。



★★8人目★★

ステージに上がり、さあいよいよ伴奏が始まるぞ…というタイミングで、
ゲホゲホ言ってる……
大丈夫かな、嫌な予感するな。
これが放送されるつい数日前、ロシアのVoiceでこういう事故見たばっかり。
不安になるわ。

原曲は、Тамара ГвердцителиのОчі на піску(砂上の瞳)。
3年前のウクVoiceで、TAYANNAがバトルで歌ってたやつでもあり。
ポタプさんも後にそれについて言及していたw

しかしこの、
特にサビに入ってからの、半音低いような違和感。聴いててつらい。
苦しい。
一体どういうことなんだろうか。

ステージ中、ちなたんは「喉がおかしいのではないか」みたいなことを
ポタプさんに話していた。

ポタプさん「体調が悪いのかなってチーナと心配していたんだ」
ナスチャたん「酷い病気になってしまったの、扁桃炎(Ангіна)で……

よりによって………

Bオデのタイミングで病気するとは、この子もかわいそうに。
今年のBオデの収録は、10月後半~年末にかけて行われていたみたいなので、
そりゃ寒くなって病気もするよなぁと。

本人はせっかくキャスティングオーデを通過したのに万全の状態で歌えないことを
相当後悔しながらステージに立ったに違いないし、
「きっと駄目だろうけどやれる限りはやらなくては」と必死に歌ったのだろうなと
想像すると涙が出る。

そんな中でも、ターンした2人が、
「この声にはなにか一時的な理由があって、この子は歌える子だ」と
ボタンを押すに至る判断材料があったのだろうな。

才能を磨く機会が捨てられずに済んで、まずはよかった。

せるげニキは興奮してまくしたてるように
「君はすごい!才能がある!!扁桃炎が治ったらもっと歌えるぞ!!!」
とナスチャたんを精一杯励まして賞賛していた。
優しいね。

ニキチームの最後の一席を埋める。



★★9人目★★

再び大量の早送り。
1:15~で歌ってるのは去年のマルタ様のこれだなと。
自分の曲を歌う人が現れて、せるげニキが超嬉しそうステージにかじりついてる。
私も好きな歌が早送りカットされるとすごく残念……。

さて、
最後の挑戦者は、結構序盤のうちにジャマラちゃんがターン。

大量早送りを見るに、めちゃ真剣に悩んであれこれ言ってるシーンもあるし、
相当ハードル上げて検討してるんだよな、
と認識して見ていたので、
正直少々拍子抜けしてしまった。

この子、そんなに良かっただろうか…????
(勿論悪くはなかったけど。)

声はしっかり出ていて、うまいことはうまいけど、
特段突き抜けたうまさではなかった気がするし、
個性的すぎるということもないし、
低い声と高い声のきりかえの時にときどき不自然さがあったり。
なんとなく発展途上感というか。

個人的に良かったところは、
「ああー」とか「いえー」とかを挟む部分が多い歌なんだけど、
その部分を女性のキーに合わせてうまくアドリブして、
曲全体がより映え映えとするように、盛り上がるように構成できていた点。

それから、激しい個性は感じられないと言ったけど、
逆に言えば、基礎的な歌唱力をしっかりさせながら、
どのジャンル、どんなキャラ付けにも適応していける万能さを意味するわけで。


まあそれはともかくとして、
ジャマラちゃんが第一声で明らかに目の色を変えて、
2回目の繰り返し直前というキリのいいところでターンしたのは、
歌詞に合わせることを意識したというか、そういう気分になったからなのかな。

他の3人も、なんとなく流れで…というか、
顔芸ニキのハイテンションにつられて、今年最後のボタンを叩いて、

Я так хочу до тебе,(僕はこんなにも君が欲しいんだ)
Як до матері немовля.(まるで赤ちゃんがお母さんを求めるようにね)

というサビは皆で合唱wwww

もはやオーディションじゃないがBオデの役目は果たしたからいいのです。

ヴィーカちゃんとジャマラちゃんは、お互いを指し求めあうジェスチャーをしながら、
最高にキラキラした幸せいっぱいの笑顔で。
ああ、なんと素晴らしい、美しい瞬間だろうか。
これ何気にカメラワークも最高だよな。

ウクライナ人ならみんな知ってるバンドの、
そしてなにより我らがГолос Країниのコーチ、スラヴァさん(Святослав Вакарчук)の
大ヒット曲を、
みんなでわいわい歌って騒いで終わり!
という、
選曲とターンのタイミングが重なって、奇跡のように楽しい最高の締めくくりとなった。

原曲:Океан Ельзи - Я Так Хочу


去年のBオデ最終週も魂を篭めた民謡再会ドラマで感動したけど、
今年は方向性の違った感動が待っていた。

正直、こんな結末予想してない。
いつも期待以上で返してくれるГолос Країниは、本当に素晴らしい歌番組です。
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