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【感想】Танці з зірками2017 第10週目(3/4)


それぞれのペアの、いよいよ3周目のステージを観ていきます。
最終回だから本当に盛りだくさん…!!!


①Надя Дорофєєва і Женя Кот – Модерн - Танці з зірками


突然順番が変わった。3周目はナージャたん組からのスタート。

ステージの前に、これまでの週を振り返りさせてくれます。

ペア交換大会(第6週目)だったときの映像が流れて、
ナターシャがジェーニャたんに向かって、
「わーー、きれいきれいー!!!すごーーーい!!!(肩バシーン)」とテンション高く絡む、
なんとも素敵な場面が……。
(ペア交換回なのでこのときはナターシャとジェーニャが控え室で隣り合っている。)

「あなたがサポートしてるナージャはすごいわね」という意味の絡みなのだろうけど、
ジェーニャたん嬉しそう。
そりゃ「いつものペア(の相方)」褒められて嬉しくないわけないよな…。

サーカス回(第7週目)の登り棒の映像を前にしては、
ナターシャ「あんたできる????????笑」
イーホル「むり」
という会話をしてみたり。

それぞれパートナーを交換して踊った翌週では、
ナターシャとイーホルの2人に、ナージャたん・ジェーニャたんのペアに対して
一目置くような、認め合うような気持ちが増したのだろう。
皆の仲の良さが現れていてとてもいいね。

ここまでの感想でちょいちょい触れてきたけど、
待機中のメンバーが控え室でライバルの演技を見ながらコメントしているシーンが
めちゃめちゃ好きで、
人間関係やお人柄を覗けたりするのがまた最高なので、
ここは注目せざるを得ません…!!!!!


そしてなんだか見たことないお衣装だが。。
ついに新しい演目ですね!!!!!!!!待ってた!!!!!!!!

ヴィーラたん(Віра Кікелія)がチーナ・カーロリ(Тіна Кароль)の悲しい歌、
Закрили твої очі(あなたは目を閉じた)を歌います。
今までの演目で言うと、Пробачや子供と踊った回に近い路線っぽいな…??????
選曲から想像を膨らませて、期待感高まる……。

いやはやこのペアは相変わらず重力に逆らってんなーーーーー

2人とも体重ある??????????
羽根生えてる???????
浮いてる??????
って言いたくなる。

良い意味で、生身の人間を見てる気がしない。

この流れるような軽やかさだからこそ出来る表現をしっかり詰め込んでて見惚れます。

最後のステージを終えた2人。
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ヴィーラたんも300%ぐらいの本気で歌ってた。
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審査員からのコメントタイムにて、
カテリーナちゃんからのお花のプレゼントが最高に大活躍してる。

そんで、ナージャたん泣いてる。
2人とも泣いてるわ。

はあぁ…………/////////////

そして迷いも余韻もくそもない10点×3が出ました。
なんかこう来ると逆に、一人でも9点付いたらショック受けてしまう……

10点貰うと大騒ぎで喜んでいたナージャたんも大人しくなっていく。
いよいよ終わりなんだなぁ。。

②Наталія Могилевська та Ігор Кузьменко – Румба - Танці з зірками


ナターシャとイーホル。

ステージは、背景の白幕に先週の映像を映しつつ、本人たちの朗読(録音)から始まります。

朗読だよ朗読…!!!!!!
すごい!!!!
もともと歌手としてのナターシャが好きだから私にとってはすごく嬉しい…!

そして長く応援してると、過去の演目と重ねる演出はたまらないものがあるね。

何を詠んでいるのか分からなかったので、必死の耳コピをしてGoogle先生様に訊いたところ、
Костенко Ліна(リーナ・コステンコ)による
”Розкажу тобі думку таємну...”(あなたに秘密を話しましょう)
というウクライナ語の詩でした。

もはや自分用メモでしかない、詩の全文リンク。

私は「詩」や「詩人」に関する知識はからっきしで、恥ずかしい限りなのですが、
とりあえず相当の有名人ですごい人なんだ…ということだけは分かります。
このおかげでまた一つウクライナについて新しいことを知れてよかった!
あまりにも無教養・不勉強なので、これを読んでいる方の中に、
こいつリーナ・コステンコも知らんのかいwwwwwwwという方がいらっしゃれば、
真面目に教えを乞わせてほしい……。

さて、ゆったりとした動作で始まるのがこのペアらしいなあ~~~と思っていたら、
楽曲がオケアン(Океан Ельзи)のТака як тиだと判明。
これは絶対当たりのやつだ…!!!!!!
オケアンの陰ロックはこのペアに絶対に絶対に合うよ…!!!!!!!!!
という無意識の確信を得る。

もともと歌手目当てで見始めただけに、選曲は気にならざるをえない(変な日本語)。

ナターシャの高速ターン、めっちゃめちゃ綺麗だぁ………

初めての演目だと心から新鮮な気持ちで見れて、改めてそう思う。
なんかここ何週間かよくフラフラしてたのがこれは全然気にならない。

これは夢中になって見ましたね………
呼吸が整って、解放感に溢れて、天に召されそうな気分で見た………

2人ともすべての動作とステップに、指先の一本一本にまで、
2人の間に生まれて揺れ動く感情がこもっていて、
余白をうまく使っていて、
もうただひたすら美しい。

だから吸い込まれるように目が離せないステージになるんだろうな。

Спи собі самаをやったときや子供さんと踊ったときなんかにも思っていたけど、
この2人、暗い曲と悲しい雰囲気の中での笑顔がとてもよく似合う。
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それにしてもターンの多い振付だ。
芸術的すぎる。

最後に姫抱っこで宙吊りになって回るところ、そこからカメラワークが遠ざかっていく締めくくりも最高だった。
お客さんの歓声もすごい。

そして冷静になって見ると、
技術的にすごく難しい動作だったり、びっくりさせるような変わった振付は
全然やってないんじゃないか……と気付いて、
その点にまたかえって驚かされます。
”このペアならではの持ち味と魅力が何だったのか”を再確認させられます。

歌唱担当は、ルカ(LUKA)ことアンドリー・ルチャンコさん(Андрій Лучанко)でした。
オケアンを歌うのは彼の担当なんだね…!!!!
いいと思う…!!!!!

ちょっと溜めたりしながらの10点×3。
開票を聞くときのイーホルさんの笑顔が暖かくてたまらない。
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いやそれにしてもここまでのナターシャとナージャたんの2人、
見事に全然傾向が違っておもしろいことこの上ないです。


③Ахтем Сеітаблаєв та Олена Шоптенко - Фрістайл - Танці з зірками

(これ、サムネはここでいいのかなあ………)

さて、アフテムさんは何をやるのかなっ???????

控え室の光景からスタート、なんだけど、
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うわあああああああん
なんか民族衣装みたいなの着てらっしゃるでええええぇぇぇ(興奮)

と思ったら、
クリミア・タタールの民族舞踊をやるのだと、ユーリさん(司会)からの紹介。
無教養が知れ渡る……。
そこまで考えてなかった……。
ごめんな……。

そしてジャマラちゃんのお歌で踊るそうだ(ユーリさんの発言より)。
ウッホ…これは滾る…!!!!!!!優勝…!!!!!!!!!!!!(見る前から)

それにしてもジャマラちゃんのどの曲で踊るんだろうか。
私にとっては重要だ。

おうwwwwwwwwwww

1944かよwwwwwwwwwwwwwwwwww


Танці з зірками2017、最終回の、最後の最後のダンスは1944です…!!!!
これはすごいことになったぞ…!!!!!!!!!!


民族っぽい要素をなんとなーく盛り込んだ創作ダンスかお芝居かと思いきや、
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本物の民族舞踊だったみたいだ。
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民族舞踊を模した振付をするところでは、
楽曲のアレンジも少し変わり、イスラム文化らしい雰囲気がしっかり出てたなあ。

スクショが撮れないんだけど、
アフテムさんの高いジャンプは最高にかっこよくて、最高に美しかった…!!!!!!!
(4:08ぐらいです)

そして、1944に「木」のイメージは欠かせないのだね。
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砂漠だった場所に緑が栄えていく、感動のラスト。
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無理だ……泣く…………

ストーリー重視で見ても、民族舞踊に期待して見ても、どちらでも楽しめるし、
本気の民族舞踊を取り入れてミュージカルやりました!って感じもする。

荒廃した土地を憂う悲しみと、そこで見出した希望の光…という表現
民族舞踊ショーの要素が完璧に一体化してるわぁ。

実に良かったああああああああああああ…
どのペアも良かったからもうわけわかんねぇよお………

最後のステージを終えたアフテムさんとオレーナさん。
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ところで、
この1944のヴォーカルは誰だろうか??
(自分のワーキングメモリの半分で踊りを見て、もう半分で歌手を気にしていた。)

序盤、個性を押し殺したイングレットのように聞こえていたけど、
いやこれ、エリナちゃんじゃねこれ????????
と途中で気付いたときはびっくりしたよ。

エリナちゃんとは………

エリナ・イヴァシチェンコちゃん(Еліна Іващенко)、現在15歳の歌手で、
Голос Діти(ウクライナ版Voice Kids)3期の優勝者です。
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まだ15歳で、生放送で、ソロで、人のために歌うって、すごくない????????

1+1チャンネルの番組プロデューサーからの圧倒的な信頼があるのだろう。

それに加えて、自分がコンテストに挑戦する側で出るのとはまた違うもんな。。
緊張だったり責任感だったり。
それらを背負って仕事をしたのだから、エリナちゃんはすごい…!!

ここまでにウクVoice挑戦者の歌手たちが何人も出てきたけど、
子供版からの出場はエリナちゃんだけでしたし、
思えば、そのシーズンの「優勝者が出る」というのも、彼女だけでしたね。

エリナちゃんのカバーする1944は、
サビの歌詞、Men bu~のところを、Mein bu~みたいな発音したり、
(特にないはずの「イ」の音が入る気がする、と言いたい)

サビの繰り返しのうち一番最後の部分で、
Men↑ bu↓  e↑rde↑ を、
Men↑ bu↓  e↑rde↑ って音程の取り方をしたりして独特だから、
ちょっと分かりやすい。

ああ……
これが”””勝者の”””1944か……

こんなんやったら優勝してしまうやんけ~~~~~~~~~~~~~~

審査員票は迷わずの10点×3。

そしてここまでの合計、
アフテムさん:29-30-30
ナージャたん:30-30-30
ナターシャ:30-30-30
になった。

票の意味成してないよ…!!!!!!!
最初のアフテムさんも30で良かったんじゃないの……
1点差の理由は一体なんなの……


ところで、放送後にインスタを見ていたら、
アフテムさんが1944を演じたのには訳があるという話が書かれていました。

そのページはうっかり見失ってしまったので、
そのインスタで読んだ内容と、そこから派生して自分で調べたことを、
感想とあわせて以下に書いておきます。

改めて、アフテム・セイタブラーエウ(Ахтем Сеітаблаєв)さん、
どことなくウクライナ人っぽくない、スラヴ人っぽくないお名前に思いますが(出オチ)、

ウズベキスタン出身の、ウクライナで活動中の俳優で、
血筋的な起源はクリミア・タタール人であり、
クリミア自治共和国名誉芸術家賞(Заслужений артист АР Крим)の受賞歴があり、

2012年にウクライナで制作された歴史映画「ハイタルマ(Хайтарма)」の
ディレクター兼主演を務めた人物なのだそう。

この映画「ハイタルマ」(本編フル動画)というのが、
まさに1944の題材ともなった、”Sürgün”と呼ばれる、1944年5月18日のクリミア・タタール人の強制追放について描かれた歴史映画です。
一応英語版wikiがあるのでリンクを貼っておきます。

この映画が作成されたのが2012年、まだクリミア半島の併合はおろか、ユーロマイダンのデモも起きていなかった時期だというのが、なんとも興味深い。
その時期だったから映画が制作できたんだという事実が、ただひたすら尊いです。

ちなみに、1944の公式MVがまだ作られていなかった頃に、
「ハイタルマ」のソ連側将校に乱暴に列車に詰め込まれる市民たちのシーンなどを切り貼りしたファンによる非公式MV(↓)が作られていたので、
私はそれ経由で、こんな映画があるよという薄らぼんやりした情報だけは知っていました。


この非公式MV、
色んなユーザーによってアップされては消され…を2016年4月頃から繰り返しているので、
ESCファンの中には、シーズン中にご覧になった方がきっといるだろう。

「1944」と「ハイタルマ」は、相互には何の関係もない「作品」だけれども、
アフテムさんが何の想いもなく「ハイタルマ」を作ったわけがないじゃない……。

アフテムさん、wikipedia先生情報によると、
ウズベキスタンの出身で、1989年に家族でクリミアへ移住したと記載されているんですよね。

それ以外の出自的な経歴は説明されていないものの、
この記載が正しいのであれば、
「数代前の先祖が強制追放の被害者」というジャマラさんと同じ過去があるのかな?という想像をすることは難くないように思います。

だから、
Танці з зіркамиで、1944で民族舞踊を演じたアフテムさんは、
クリミア・タタールの民としても、また、映画監督として、俳優としても、
さぞ感慨深かったことだろう。

自民族の歴史を題材に自分が作った映画と同じ題材を描いた楽曲で、
今度はダンスに挑戦する。

アーティストとしてこんなに嬉しくて誇らしいことがあるだろうか。

もう、これを知っただけで、アフテムさん・オレーナさん組に優勝してほしい。
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Comment

     

遊びに来ました~( ´ω`)ノ
そして感想や解説がすごく分かりやすくて
楽しみながら動画を見れましたし、楽しみながら読めました!
1944の歌唱解説の部分や、最後のアフテムさん解説など
というかラストの解説すごく時間がかかりましたよね(;・ω・)
こういう情報とか、wikipediaなり、解説サイトなりだと
どうしても硬い文章や、情報が詰め込まれ過ぎて読みづらかったりしますが
でもとても分かりやすくて読みやすかったです

「いやはやこのペアは相変わらず重力に逆らってんな」
に笑ってしまったwww
ナージャ組の、さかさまに抱えた後で回転しながら降りつつ、片足だけでお互いを支えるところとか
ふぁっ!?:(;゙゚'ω゚'):て
ってなった
全体的に、体重を感じさせないダンスって
社交ダンスに限らずほとんどあらゆるダンスに共通して重要なファクターになるであろうと思うんですけど、ほんと素人じゃ何が起きてるかパッと見ても分からないレベルの高さで
なんか、こう
すごい!(語彙力

あと、ラストの1944
本家Strictly Come Dancingがガチガチの競技ダンスで
こういう表現の仕方やがないからほんと感動しました

次回がラストですかね
楽しみにしてます( `・ω・´)

  • #-
  •   2017.11.03 Fri 16:32 
  • シーラ B
  • URL

      

>シーラBさん
わーーー
お読みいただきまして、そしてコメントまで、本当にありがとうございます!

アフテムさんの解説はただ最後の太字部分を言いたくて、自分の脳内にどばっと浮かんだ情報を全部詰め込んだんですけど、
やっぱりまとめると自分の頭と心も整理出来てすごく楽しくて、
時間を忘れて作業できました。
実際にはリンク貼りまくったりもして時間かかってましたけど…。

ここまでで一番人に読まれることを期待して書いた部分なので、そう言っていただけてとても嬉しいです。

そしてナージャたんはほんとうにすごい…!(語彙力)
あの脚を絡ませているところですよね。
ふぁってなるの分かりますーーー!!!
難しいことを難しそうに見せないで自然に盛り込んでくるところがすごい。

以前ツイッターで本家と全然違ってすごく自由にやってるって感想書かれてましたよね。
本家を見てないんですが、それは「コンテスト」でやることとしてありなのか?と思わされることはありましたw
ガチの競技ダンスをしていると伺ってたので、遊び心満載の演出には毎週驚かされていたものです…w
さすがウクライナなので楽しかったですが…!

あと1つ書いて終わりにしたいと思います。
ありがとうございます。

  • #uxXR52ms
  •   2017.11.03 Fri 23:17 
  • ゆうや
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